2017年7月16日日曜日

アウトラインプロセッサ”BEITEL"で部品を書く(導入編)

” BEITEL (バイト) "は、JavaScriptで機能拡張ができる アウトラインプロセッサです。

今回、私は BEITEL を部品記述用ツールとして使えるよう、部品の文字数表示、及びRD・評価値表示機能を開発しました。

この記事では、BEITEと機能拡張用スクリプトの導入方法を説明します。
(使い方は次のエントリで説明します)

■BEITELのインストール


 こちら(http://beitel.carabiner.jp/download.html)のページから、Windows版もしくはMac版のインストーラーをダウンロードし、実行してください。
  Java実行環境(JRE)抜きのZip版もありますが、今時のPCにJRE 6が入っているとは考えにくいので、 Java実行環境同梱版を選んだほうが早いと思います。

■”アイドレスSytem4部品作成ツール”のインストール

 BEITELのアプリケーション管理機能からインストールできます。

  1. BEITELを起動する。
  2. メニューから[ヘルプ]-[アプリケーション管理]をクリック
  3. 「アプリケーションの管理」ダイアログ内の「アップデートサイト」タブを開く
  4. 「新規Update Site」ボタンをクリック
  5. 「新規Update Siteの追加」ダイアログ内のURL:欄に以下のURLを入力し、「OK」ボタンをクリック。
    http://dev.empc.wanwan-empire.net/beitel/parts-dev_package.xml
  6.  「アプリケーションの管理」ダイアログ内の「アプリケーション」タブを開く
  7. 「新規アプリケーション検索」ボタンをクリック
  8. 「アプリケーションの一覧」ダイアログ内に”アイドレスSystem4部品作成ツール Version ***”のチェックボックスをチェックして、「インストール」ボタンをクリック。
  9. 「了解」ボタンをクリックして、BEITELを終了する。

次回BEITEL起動時より、部品作成用の文字数チェック・RD計算が有効になります。

■最低限の使い方

 BEITEL起動後、ウィンドウ右のスクロールバーの上にある十字のボタンをクリックして、カラムを一つ追加してください。ここにノード(アウトラインプロセッサの記述の一単位。GoogleSheetでいうところのセル)の文字数が表示されます。



 一つのノードには部品名と設定文を書き、1行目を部品名、2行目以降を設定文として扱います。よって、ノードの文字数は2行目以降のみがカウントされます。

 ノード内での改行はALT+Enterです。Enterのみはノードの追加になります。

 RDは「2行目以降の文字数が50文字以上の末端ノード」一つ毎に1加算されます。

 大部品(末端でないノード)は文字数にかかわらず、RD0として扱います。


(実はこの辺、ルール解釈が曖昧です。質疑にて確定されたら仕様変更します)

 ノードの移動は、ノード先頭の●とか▼をドラッグするか、CTRL+ALT+カーソルキーで行います。

 ノード単位でのコピー&ペーストができます。多人数で作業する際は下位部品でファイルを分割し、後でコピー&ペーストで1ファイルにまとめると良いでしょう。
 (DropBoxで共有して1ファイルを皆で編集するのはやめましょう。上書き保存で衝突するのが関の山です。いや、DropBoxならファイル履歴から復元もできますが)

■今後の予定


  • 移植部品対応:
     設定文(2行目以降)が「評価:(数値)」のみ書かれていた場合、その部品はイベント提出済みの再利用として扱い、評価相当のRDを持つものとます。
  • 評価目標設定:
     予め「評価目標」を設定しておくことで、ウィンドウ下部の表示に「目標まであとRDいくら」を表示します。
 しかし、他の人がもっと良いツールを作るようだったら、これ以上の更新はしません。
 がんばれ黒霧さんとか山内さんとか。


■問い合わせ先

 Twitter:@kurosaki_koh
 もしくは最寄りの藩王経由で黒埼までご連絡を。

 Blogのコメント欄も開けておきますが、読む保証はありません。

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