今回、私は BEITEL を部品記述用ツールとして使えるよう、部品の文字数表示、及びRD・評価値表示機能を開発しました。
この記事では、BEITEと機能拡張用スクリプトの導入方法を説明します。
(使い方は次のエントリで説明します)
■BEITELのインストール
こちら(http://beitel.carabiner.jp/download.html)のページから、Windows版もしくはMac版のインストーラーをダウンロードし、実行してください。
Java実行環境(JRE)抜きのZip版もありますが、今時のPCにJRE 6が入っているとは考えにくいので、 Java実行環境同梱版を選んだほうが早いと思います。
■”アイドレスSytem4部品作成ツール”のインストール
BEITELのアプリケーション管理機能からインストールできます。
次回BEITEL起動時より、部品作成用の文字数チェック・RD計算が有効になります。
- BEITELを起動する。
- メニューから[ヘルプ]-[アプリケーション管理]をクリック
- 「アプリケーションの管理」ダイアログ内の「アップデートサイト」タブを開く
- 「新規Update Site」ボタンをクリック
- 「新規Update Siteの追加」ダイアログ内のURL:欄に以下のURLを入力し、「OK」ボタンをクリック。
http://dev.empc.wanwan-empire.net/beitel/parts-dev_package.xml - 「アプリケーションの管理」ダイアログ内の「アプリケーション」タブを開く
- 「新規アプリケーション検索」ボタンをクリック
- 「アプリケーションの一覧」ダイアログ内に”アイドレスSystem4部品作成ツール Version ***”のチェックボックスをチェックして、「インストール」ボタンをクリック。
- 「了解」ボタンをクリックして、BEITELを終了する。
■最低限の使い方
BEITEL起動後、ウィンドウ右のスクロールバーの上にある十字のボタンをクリックして、カラムを一つ追加してください。ここにノード(アウトラインプロセッサの記述の一単位。GoogleSheetでいうところのセル)の文字数が表示されます。
一つのノードには部品名と設定文を書き、1行目を部品名、2行目以降を設定文として扱います。よって、ノードの文字数は2行目以降のみがカウントされます。
ノード内での改行はALT+Enterです。Enterのみはノードの追加になります。
ノード内での改行はALT+Enterです。Enterのみはノードの追加になります。
RDは「2行目以降の文字数が50文字以上の末端ノード」一つ毎に1加算されます。
大部品(末端でないノード)は文字数にかかわらず、RD0として扱います。
ノードの移動は、ノード先頭の●とか▼をドラッグするか、CTRL+ALT+カーソルキーで行います。
ノード単位でのコピー&ペーストができます。多人数で作業する際は下位部品でファイルを分割し、後でコピー&ペーストで1ファイルにまとめると良いでしょう。
(DropBoxで共有して1ファイルを皆で編集するのはやめましょう。上書き保存で衝突するのが関の山です。いや、DropBoxならファイル履歴から復元もできますが)
■今後の予定
- 移植部品対応:
設定文(2行目以降)が「評価:(数値)」のみ書かれていた場合、その部品はイベント提出済みの再利用として扱い、評価相当のRDを持つものとます。 - 評価目標設定:
予め「評価目標」を設定しておくことで、ウィンドウ下部の表示に「目標まであとRDいくら」を表示します。
しかし、他の人がもっと良いツールを作るようだったら、これ以上の更新はしません。
がんばれ黒霧さんとか山内さんとか。
■問い合わせ先
Twitter:@kurosaki_koh
もしくは最寄りの藩王経由で黒埼までご連絡を。
Blogのコメント欄も開けておきますが、読む保証はありません。



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